継手

明日は構造見学会。

せっかくなので、見学会の前に、「継手」というものをご紹介したい

と思います。

木材と木材を繋ぐ部分の事を「継手(つぎて)」と言い、日本では

様々な継手が発明されていきました。木材の強度を保ちながら、

木を継いでいく技術。

tugite3

この継手は追掛大栓(おっかけだいせん)。

最近だと機械加工の鎌継というものがほとんどかなと思いますが、

この追掛大栓は非常に強力に梁同士を連結します。

機械加工ができないので、大工さんが墨だしをし、手刻みで造って

います。

tugite2

現場で継ぎ、木の栓でとめていきます。

tugite1

家の一番大切な構造躯体。

地震にも年月にも負けないように。

明日の構造見学会の時には梁の継手にも注目してくださいね。